妊娠は病気ではありません。
お腹の赤ちゃんのために様々なことに注意しなくてはなりませんが、適度な運動は体に良いものです。
体調が変化しやすいデリケートな時期なので無理は禁物ですが、妊娠中の運動にはたくさんのメリットがあります。
同時に、してはいけない運動や動作などもあります。
具体的にいつから、どのような運動をすれば良いのかまとめてみました。
妊娠中の運動について
妊娠経過が順調であれば、妊婦が運動することについては特に問題はありません。
適度な運動であれば、体力をつけることができますしリフレッシュすることもできます。
種類としてはウォーキング、スイミング、ヨガやエアロビクスなどが一般的です。
妊娠した女性のためのマタニティスポーツを取り入れている産婦人科病院などもありますので、相談してみるのも良いと思います。
妊娠中の運動のメリット
・筋肉の持続力を強化することができる。
・血行が良くなり、むくみを予防することができます。
・体重管理に役立つ。
・腰回りの筋肉を強くすることができ、出産がスムーズになる。
・腰痛の改善。
・便秘の解消。
・リフレッシュできる。
・産後の体重を戻しやすい。産後太りの防止。
妊娠中はお腹が大きくなるので動くのがおっくうになり、運動不足になりがちです。
またつわりなど体調が変化しやすいので、横になって休むことが普段よりも増えてしまいます。
そのため筋力が低下しやすいので、適度な運動が必要になってきます。
運動時の注意点
妊娠している女性が運動をする場合には、いくつかの条件があります。
まず妊娠経過が順調であること。
飛び跳ねたり、ひねるような動作は避けましょう。
かかりつけの医師の許可を得て運動を開始しましょう。
運動可能な時期の目安としては、胎盤の完成する妊娠15〜16週から妊娠35週までです。
妊娠初期はつわりもあり体調も不安定です。
胎盤が完成するまでは流産の危険性があるので、十分な注意が必要です。
妊娠36週以降は子宮の収縮をおこすことがあるため避けてください。
運動時間の目安は一時間程度です。
毎日は避け、週3回程度が適切だとされています。
運動強度としては心拍数が130〜140ぐらいとされています。
マタニティスポーツ(スイミングやヨガなど)のプログラムに参加すれば、運動前・運動中・運動後に心拍をチェックしてくれますので安心です。
おすすめの運動
妊娠中の運動として、オススメなのがウォーキングです。
天気が良い日に外に出るだけで、気分がリフレッシュされます。
ウォーキングの前後にはストレッチをしましょう。
滑りにくい運動に適した靴でおこないましょう。
雨の日や、暑い日寒い日は避けましょう。
無理は厳禁です。
妊娠中は様々なマイナートラブルがおこりがちなので、体調を見ながら無理をせずに運動を楽しみましょう。
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