妊娠率が最も高い? 不妊治療「体外受精」とは

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不妊治療の中でも高い妊娠率の『体外受精』。タイミング法や人工授精で妊娠できなかったカップルが進む、次の段階の不妊治療になります。

不妊に悩むカップルは年々増え続け、体外受精によって産まれる子供の数も増えています。

卵子や精子に障害があり妊娠できない場合にも有効な治療方法ですので、体外受精は不妊症のカップルを助ける手段として定着しつつあります。

今回の記事では、体外受精とはどのような治療をするのか、妊娠成功率・メリット・デメリット・費用などについてまとめてみました。

体外受精とは

採卵した卵子を体の外で精子と受精して、その受精卵を培養し子宮に戻すのが体外受精です。

下記のような場合に体外受精が選択されます。

  • 卵管閉塞
  • 卵子を卵に運ぶ機能が低い
  • 加齢のため卵子の老化
  • 精子の機能が低い

排卵誘発剤やホルモン剤で排卵を促し卵子を採卵します。採卵する際は膣内に器具を入れて卵子を取り出すため、通常は麻酔を使用します。

精子は採精した後、遠心分離機にかけてより質の高い精子を選びます。シャーレー上で卵子と精子を一緒にして自然に受精させ、3〜12時間ほどで受精卵になります。

あとは受精卵を細いカテーテルを使って膣から子宮内に戻して終了です。

移植時に痛みはなく数分で終わりますが、終了後、数時間ほど安静にしなければなりません。

体外受精で妊娠する確率は?

まず体外受精は卵子と精子を体の外で受精させるので、受精率が70〜80%とかなり高いということがポイントです。

排卵日のタイミングで性交渉した場合でも受精率は10〜20%ですので、体外受精は受精というハードルをクリアできる不妊治療法といえます。

体外受精で妊娠する確率は、一周期で20〜40%と言われています。

人工授精が一周期で妊娠する確率は、5〜10%と言われていますので4倍ほどの高い確率です。ただ、あくまで確率であり病院や年齢などによる個人差もあります。

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子宮環境を整えて妊娠率UP!

体外授精で受精できてもなかなか妊娠できない理由には子宮の環境も大きく関係があります。女性の子宮が受精卵にとって居心地がよいものであればさらに妊娠の確率は高まるからです。

詳しくは、「妊活の成功率UP!の秘訣は妊娠しやすい子宮環境作り」のページを参考にしてください。

体外受精のメリットは?

体外受精のメリットは、他の不妊治療に比べて妊娠率がとても高いことが大きなメリットといえるでしょう。

妊娠の確率は約25%と言われています(※病院や年齢によって個人差があります)

体の外で受精し、受精卵から胚に育ててから子宮に戻すため、精子に問題がある場合や人工授精で妊娠できなかった場合にとても有効な治療法です。また、基本的に移植に痛みはないと言われています。

体外受精のデメリットは?

それでは体外受精のデメリットはなんでしょうか? デメリットとしてはやはり保険が適用されないため経済的な負担が大きいことが上げられます。

個人差があり様々なケースがありますが、体外受精1回で30〜60万円かかります。また、治療にも時間がかかります。

何度も通院しなければなりませんし、疲労感を感じるカップルも少なくありません。

とはいえ、妊娠率も高く助成金などの制度もありますので、カップルの間で良く話し合いをすることが大切だと思います。

まとめ

体外受精は、医療により卵子と精子を受精させ子宮内に戻す治療法です。

確実に受精卵(胚)になってから子宮に戻しますので、妊娠の確率はとても高いです。精子や卵子、卵管などに問題があるカップルでも妊娠することができる不妊治療です。

保険適応外なので治療の費用の負担は大きいですし、治療にかかる時間も長いので、体外受精を受ける際は、カップルで協力し合い助け合って治療にのぞまれてください。

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