何歳まで産める?「卵子の老化」と「卵子の数」

女性は何歳まで妊娠が可能でしょうか?

健康だし生理も順調だから、結婚したらすぐに妊娠できると思ってませんか?

近年、女性の社会進出の影響もあり、結婚年齢も出産年齢も上がってきています。
そうすると『卵子の老化』という大きな壁があらわれます。
不妊の原因の一つと言われている『卵子の老化』とは、どのようなものか知っていますか?

『卵子の老化』と『卵子の数』について解説したいと思います。

卵子の老化

精子は、毎日新しく作られます。
それに対し卵子は、新しく作られることはありません。
卵子は産まれた時から、体の中にあるのです。
つまり20歳の女性の排卵した卵子は、20年たった卵子です。
自分の年齢と卵子の年齢は同じ。
同じように年をとっていっているのです。

老化するとどうなるのか

卵子が老化すると、受精卵や胚になることが難しくなってきます。
また染色体異常を持つ卵子も多くなります。

卵子は産まれた時から体の中にあり、例えるなら出番がくるまで眠っている状態です。
その卵子の順番がきて眠りから覚めて、きれいに二つに分かれます。
その時に染色体がきれいに分かれず、数が多かったり少なかったりすると染色体異常となり、受精卵になったとしても成長しなかったり、着床しなかったり、着床したけれど流産したりすることが多くなります。

卵子の染色体異常は、何歳でもおこります。
ただし、年をとるにつれ卵子の老化により、その数は増加します。

卵子の数

卵胞の中には、卵子の元となる原始卵胞があります。
産まれた時に、原始卵胞は約200万個ほどたくわえられています。
月経が始まる頃には、原始卵胞の約170万〜180万個は自然に消滅してしまいます。

思春期には、原始卵胞は約20万〜30万個の蓄えに減っています。
さらにその後は1ヶ月で約1000個のペースで減少していきます。
一日に30〜40個ほどの原始卵胞が減り続けていることになります。

卵子と精子の違い

精子は何歳になっても、新しく作ることができます。
年齢に関係なく、数も増やすことができます。
卵子は持って産まれた数だけなので、新しく作ることができません。
年齢とともに老化し。数を増やすこともできません。

まとめ

残念ですが、卵子の老化は防げません。
この事実を知らない女性が多いというのが、大きな問題だと思います。

卵子が老化し数にも限りがあるということを知っていれば、自分の妊娠しやすい時期を把握することができたかもしれません。
女性だけでなく、男性も女性には妊娠に適した時期があるのだということを理解するべきです。
そうすれば後悔のない人生設計をたてられると思います。
また女性が最適なタイミングで子供を産めるような社会的なサポートを望むとともに、妊娠には適した時期があるということをもっと広く知ってほしいと思います。

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