絶対禁煙しないといけないの?「妊娠中の喫煙」

若い女性の喫煙者は、ここ40年で約4倍に増加しています。

約4人に一人の女性は喫煙者ということになります。

2010年の調査では、妊婦の喫煙者は全体の5%でした。

この数字を聞いて少ないと思いますか?

妊婦は禁煙といわれますが、いったいどうして禁煙しないといけないのでしょうか。

禁煙によってどのような影響が出るのか、妊婦だけでなく夫の喫煙の影響についてもまとめてみました。

妊娠中の喫煙

タバコは有害という認識が広まり、年々日本の喫煙者も減少傾向にあります。
タバコの有害物質としてはニコチンや一酸化炭素です。
ニコチンは血管を収縮させてしまいます。
一酸化酸素は血液の中のヘモグロビンと結びついてしまうので、本来ヘモグロビンと結びつくはずだった酸素が体中に運ばれなくなってしまい酸素不足を招きます。
このような作用のあるタバコを妊婦が吸ってしまうとどのような影響があるのでしょうか。

胎児の低酸素・低栄養状態

タバコに含まれる一酸化酸素によって、母体の血液中の酸素は低下してしまいます。
そのため、お腹の中の赤ちゃんに十分な酸素を運ぶことができなくなり、赤ちゃんの酸素不足を招く恐れがあります。
子宮や胎盤の酸素不足・血液循環の悪化により、子宮の収縮・胎盤機能の低下がおこります。
その結果、流産・早産・全置胎盤、胎盤早期剥離などのリスクが発生する確率が高くなります。

胎児の低体重

タバコの影響で、お腹の赤ちゃんに十分な栄養が運ばれないことで低体重児の危険性が高まります。
妊娠中に喫煙を続けていた場合、タバコを吸わない妊婦と比べて低体重で産まれる確率は約2.5倍にもなります。
低体重児とは、出生児の体重が2500g未満の赤ちゃんのことです。
特に正産期前に低体重で産まれると、体の機能が未熟のため様々なリスクが発生します。
・体温を保持する能力が弱いので、体温を保持できるようになるまで保育器に入ります。
・ミルクを飲む力が弱いので、自力で飲むことができません。点滴になります。
・無呼吸の発作が起こりやすいため、薬や人工呼吸器を使います。
・注意力欠如障害、学習障害、聴力障害など。

乳幼児突然死症候群(SIDS)

喫煙は妊娠中だけでなく、出産後の赤ちゃんへの影響もあります。
赤ちゃんが突然死する乳幼児突然死症候群(SIDS)は、妊娠中に喫煙していると発生率が高まってしまいます。
発生原因は詳しくはまだ不明ですが、早く産まれたり低体重で産まれたり、両親が喫煙をしていたりすると多いようです。

副流煙による影響

妊婦や母親が喫煙をしなくても、父親や家族に喫煙者がいる場合は副流煙にも注意が必要です。
副流煙は、喫煙の2〜50倍もの有害物質を含むといわれています。
お腹の赤ちゃんのためにも、禁煙するか屋外で吸うなどの協力が必要です。

まとめ

お腹の赤ちゃんにとって、喫煙は有害です。
妊婦が煙草を吸っている時、赤ちゃんは酸素不足をおこしています。
息苦しい状態なのです。
このため、様々なトラブルや障害を起こす危険性があります。
何が一番大切なのか、よく考えてほしいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

葉子

こんにちは、葉子です(^^) 現在二児の女の子の子育て中。 妊娠、お産、子育てはすごく大変ですけど、こどもの笑顔を見ているとそんな苦労なんて一瞬で吹き飛ぶほど幸せな気持ちになります。 現在三人目を計画中ですが、楽しんで妊活していきたいです♪