どんなことをするの? いくらかかるの?「不妊治療」

不妊治療は昔に比べ、だいぶ一般的になってきました。

これは不妊に悩むカップルが増えてきたことも背景の一つです。

前向きに妊娠と向き合う『妊活』という言葉も生まれました。

不妊治療にはどのような方法があり、費用がいくらかかるのかについてまとめてみました。

不妊治療とは

不妊の原因は、カップルのどちらか、もしくは両方にある場合がありますので、不妊症の検査は男女そろって受けることが望ましいです。
ホルモン検査、超音波検査、粘液検査、精液検査などの検査が主になります。
ただ不妊の原因を特定することは今の医療では非常に難しいので、検査を受けてもはっきりとした原因がわかない場合もあります。

カップルごとに不妊の原因が様々ですので、不妊治療はそのカップルに合わせた治療をおこなうことになります。
一般的には、タイミング法・人工授精・体外受精という段階で治療をおこないます。
治療がステップアップすれば妊娠率は上がりますが、同時に費用と体の負担も大きくなります。

タイミング法

一般的にタイミング法が最初の治療方法になることが多いです。
排卵日を粘液や卵胞の大きさ、血中値などから正確に特定し、そのタイミングで性生活をおこない自然妊娠を目指す方法です。
排卵がない場合や、排卵状態が良くない場合には、排卵誘発剤を使用しタイミングとる場合もあります。
タイミング法の一周期の治療費は保険が適用さされるので、3千円〜2万円ほどです。
薬や注射、検査の種類によって治療費は異なりますが、検査にも保険が適用される場合が多いです。

タイミング法の妊娠率は、確率論で言うと5〜6周期までに約90%が妊娠にいたるとされています。
そのためこの回数を目安に、妊娠にいたらない場合は次のステップとして人工授精へ進む病院が多いです。

人工授精

精液を人の手で子宮内に注入する方法を、人工授精といいます。
タイミング法で妊娠しない場合や、精子に不妊の原因がある場合に人工授精をおこないます。
精子の数が少なかったり、精子が子宮内にうまく入ることができなかったり、膣内で正しく射精できていない場合などに用いることで、妊娠する確率を高めます。
排卵しているタイミングで、事前に採取した精子を細いチューブで子宮内へ注入します。
人工授精は自由診療扱いなので、保険は適用されません。
1回の費用は、約2〜3万円ほどになります。
ただし、これ以外の薬や注射代には保険が適用されます。

人工授精については、7回目から成功率がぐっと下がるといわれていますので、トライする目安としては約6回とするのが一般的なようです。

体外受精

体の外で精子と卵子を受精させ、受精卵を子宮の中へ戻すのが体外受精です。
以前は高度な不妊治療でしたが医学も進歩し、一般的な治療になってきました。
人工授精で妊娠しない場合や、精子に不妊の原因がある場合、卵管の閉塞がある場合などに体外受精をおこないます。
卵巣から卵子を取り出す採卵をおこない、同じ日に採精した精子と受精させます。
受精卵を数日培養してから、子宮内に移植します。
体外受精の妊娠率は約20〜40%と言われていますが、年齢などによる個人差などは出てきます。
体外受精には保険が適用されず、すべて実費払いです。
採卵方法や移植方法などによって費用は変わってきますが、約10〜100万円の費用がかかります。

まとめ

不妊治療は、大きく3つの治療法があります。
タイミング法・人工授精・体外受精の順で、かかる費用も体への負担も大きくなっていきます。
通院や治療に時間もかかるので、カップルで良く話し合いライフプランを立てるのが良いと思います。
また、カップルどちらに不妊の原因があるのかということを追求するよりも、二人で共に助け合い治療にのぞむことが重要だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です